そだてる

AI時代のエンジニア育成を探求する

LINEヤフーのエンジニア研修

公開されている資料と研修の内容を、一次情報から年度ごとに整理しました。公開元

最終更新 2026. 09. 15

研修の概要

対象
新卒
期間
統合後のLINEヤフーの新卒研修全体の期間は不明(「わかりやすい文章の書き方講座」は研修の1コマで、講座単体の所要時間も記載なし)。統合前はヤフーが2か月半(2021年度は4月から6月)、LINEが約1か月から1か月半(2017年度は1か月半のうち技術研修20日間、2018年度は技術研修18営業日)
人数
統合後は不明。統合前はヤフーが2021年度に新入社員170人以上、LINEが2018年度に技術職21名、2017年度にエンジニア職6名
内製か外注か
不明
講師体制
公開記事から分かるのは個別の講座だけ。「わかりやすい文章の書き方講座」は社内のテクニカルライター(銭神裕宜氏。2022年度から担当)、ヤフーのアジャイル研修は社内のアジャイルコーチ(荒瀬中人氏)。いずれも外部講師の記載はなく、研修全体の講師体制は不明
AIコーディングツール
一部で扱う。「わかりやすい文章の書き方講座」で2024年度から文章作成にChatAIを活用する方法を紹介していると記事に記載(ツール名の記載はない)。研修全体で生成AIツールを使わせるかどうかは不明出典
利用条件
不明(記事に利用条件の記載なし。そもそも研修資料そのものが公開されていない)
公開を始めた年
2017年

年度ごとの公開資料

  1. 2025年度1件記事のみ2025-07-08 公開

    統合後のLINEヤフーとして唯一の新卒研修記事。「LINEヤフー新卒研修『わかりやすい文章の書き方講座』を一部抜粋して公開します」。スライド・動画・リポジトリの公開はなく、講座の内容を記事本文で抜粋紹介するだけ。講師は社内のテクニカルライター銭神裕宜氏で、講座自体は毎年実施(銭神氏が前任者から引き継いだのは2022年度で、2025年度が4回目)。構成は「読者を決める」「読者のために書く(読者がわかることばを用いる、結論から書く、文は50文字・段落は150文字を目安にする)」「読者の視点で読み直す」の3手順。付録に研修のようすがあり、2024年度から文章作成にChatAIを活用する方法を紹介したこと、2025年度はZoomのリアクション機能で受講者に回答させたことが書かれている

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  2. 2021年度1件記事のみ2021-09-22 公開

    統合前のヤフー(Yahoo! JAPAN Tech Blog)の「ヤフー式新人研修 〜 フルオンラインでエンジニア研修を作った話」。2021年4月から6月の2か月半、170人以上の新入社員が対象。一般技術研修(プログラミング言語、Linux、サーバの基礎知識、Webアプリケーション開発)と社内技術研修(社内プラットフォーム関連技術)の2本立て。フルオンラインの研修をどう設計したかを紹介する記事で、資料の公開はない

    公開元を開くWeb・インフラ・その他
  3. 2020年度3件記事のみ2020-09-14 公開

    ヤフーの「オンラインでの新卒研修の作り方〜アジャイル研修について」。新卒エンジニア研修を終えて配属された後に希望した組織の新卒へ行うオプションの研修で、講師はアジャイルコーチの荒瀬中人氏。計11回実施。Agile開発の背景、Agile開発とScrum、Scrumの原則を事前計画で扱い、残りは受講者の要望に合わせてリアルタイムで設計するハイブリッド型。ZoomとMiroを選んだ理由やオンライン研修の工夫が中心で、スライドは記事内の画像のみ。同じ2020年に統合前のLINE側も「約100人でのZoom新入社員研修で得られたリモート研修・ワークショップの知見を共有します!」(2020-05-29)と「受講者の声から紐解く、現場で実践してもらえる新入社員研修づくり」(2020-08-07)を出しているが、どちらも営業職・企画職を含む全社約100名の新入社員研修の運営ノウハウで、エンジニア研修のカリキュラムでも資料公開でもない

  4. 2018年度1件記事のみ2018-06-10 公開

    統合前のLINE(LINE Engineering Blog)の「LINEの新卒エンジニアが入社後どのような数ヶ月を過ごすのかご紹介!研修のお題は『LINEクローンを作る』」。技術職21名が東京に集合。入社式とオリエンテーション1日、全体研修3日、ハッカソン研修4日、技術研修18営業日。技術的な講義を用意せずいきなりチーム開発から始める設計で、狙いはチーム開発の体験と情報共有・コミュニケーションの方法の習得。資料の公開はない

  5. 2017年度2件記事のみ2017-05-18 公開

    LINEの「1ヶ月でLINEクローンを開発!LINEの新卒エンジニア技術研修をご紹介」。エンジニア職6名、1か月半の研修のうち技術研修に20日間を確保。オリエンテーション1日、開発シミュレーション3日、企画・設計3日、開発とデバッグと単体テスト9日、総合テストとフィードバック2日、成果発表2日。講師は適切にフィードバックすることに徹する。同年3月の「LINE Engineer Insights vol.2『新卒入社のエンジニアに聞く、LINEの新卒研修とゲームプラットフォーム開発』」(2017-03-14)は2016年度新卒へのインタビューで、3日間のハッカソンと1か月のLINEクローン開発(プロトコル設計も自分たちで行う)に触れている。成果物は社内のGitHub Enterpriseに残っているとあり、外部公開はない

確認したときの注記

LINEヤフーは2023年10月1日にLINEとヤフーが統合してできた会社。統合後のLINEヤフー Tech Blog(2023年10月開始、日本語記事は2026-09-15時点で488本)のうち新卒研修を扱うのは20250708bの1本だけで、研修資料そのもの(スライド・動画・リポジトリ)の公開は統合の前後を通じて一度もない。公式Speaker Deckのlycorptech_jp(290件)と旧LINEのline_developers(428件)を全ページ走査したが新卒研修資料はなく、公式YouTube(@lycorptech_jp)にも研修動画は見当たらない。GitHubのLINE orgとyahoojapan orgにも研修リポジトリはない(GitHub検索APIでtrainingと研修を検索して0件)。Docswellの公式アカウントは見つからなかった。SlideShareのLINE Corporationアカウントは実在するが公開スライドに新卒研修資料はない。統合前の2つのブログは2026-09-15時点でどちらも生存している(engineering.linecorp.com、techblog.yahoo.co.jp、いずれもHTTP 200)。旧Yahoo!側は各ページ冒頭に「ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました」の案内を出したうえで記事を残しており、LINEヤフー Tech Blogのフッターからも「旧LINE Engineering Blog」「旧Yahoo! JAPAN Tech Blog」としてリンクされているので公式のアーカイブとして扱える。記事の網羅は、LINEヤフー Tech BlogがGatsbyのpage-data JSON(/page-data/ja/page/N/page-data.json、全41ページ)、旧LINEが同じくpage-data(/page-data/ja/blog/page/N/page-data.json、全177ページ、836本、2011年から2023年)、旧Yahoo!がsitemap.xml(/entry/形式499本は2019年5月以降、旧URL形式620本)から全件のタイトルを取って絞り込んだ。旧Yahoo!に他にあるのは「デザイナーの新卒研修から見えたデザインサイクル」(2018年のアドベントカレンダー、デザイナー向け)のみ。英語版ブログ(157本)に研修記事はない。公開年度は連続しておらず、2019年度と2022年度から2024年度、2026年度は公開がない。全URLはcurlまたはWebFetchで生存確認済み

出典

この情報は LINEヤフー の公開情報に基づいて編集部がまとめたものです。更新と訂正は掲載の申請から受けます。