EVERRISEのエンジニア研修
公開されている資料と研修の内容を、一次情報から年度ごとに整理しました。公開元
最終更新 2026.10.28
研修の概要
- 対象
- 新卒(エンジニア。プログラミング未経験者と経験者が同じ課題に取り組む)
- 期間
- 約4か月(2025年度の記事で研修担当が「約4ヶ月間」と話す。同じ記事の冒頭の紹介文は「約3〜4ヶ月」)。2019年度・2022年度の記事は入社後約3か月。2019年度は「おおよそ3ヶ月で最終課題をクリアすることが目標」で、卒業判定をクリアすると現場に配属される
- 人数
- 不明(公式の公開に新卒の人数の記載はない)
- 内製か外注か
- 内製(研修担当とメンターの社員が課題のレビューと質問への対応を受け持つ。外部の研修の記載はない)
- 講師体制
- 研修担当とメンター(社員)。2019年度は19年度新卒研修でメンターを務めた2人、2022年度は「講師と3,4名のメンター」がつき、研修担当は社内の人材開発担当。2025年度は経歴に「25卒新卒研修担当」とある社員が研修担当で、研修担当や人事との定期的な 1on1 もある。外部講師の記載はない
- AIコーディングツール
- 不明(研修で受講者に AI ツールを使わせるかの記載はない)。2026-10-27 の研修担当の記事は、「苦しんでモノを作る経験」という点で「AIを使わない研修課題」の必要性を感じていると書くが、そうした課題を研修に置いているかは書いていない出典
- 利用条件
- 不明
- 公開を始めた年
- 2019年
年度ごとの公開資料
- 2026年度記事のみ2026-10-27 公開
「研修で意識していること」。資料の公開はなく、新卒研修を担当する筆者(名前の記載はない)が会社の Zenn の Publication に書いた記事で、冒頭で「新卒研修を担当する中で意識していることを書き連ねたポエム」と断っている。研修は「基本的には講義形式ではありません」と書き、研修課題を各自で進めて研修担当者のレビューを受けるスタイル。1日の流れは 9:00 勤務開始、9:30〜10:00 の朝会(その日に課題をどこまで進めるかの共有、研修担当からの連絡や tips)、17:00〜17:30 の夕会(進捗報告、良かった点・改善できる点の振り返り、研修担当からの連絡や tips)、18:00 に日報を投稿して退勤。意識していることとして、まず手を動かして自分の言葉でまとめてもらうこと、「なぜ」を問うこと、失敗やネガティブフィードバックに慣れて「実務に耐えうるタフネス」をつけてもらうこと、良い点も伝えることを挙げる。「苦しんでモノを作る経験」という点で「AIを使わない研修課題」の必要性を感じていると書くが、そうした課題を研修に置いているかは書いていない。期間・カリキュラム・人数の記載はない
公開元を開く心構え - 2025年度記事のみ2026-01-30 公開
「未経験エンジニアが振り返る、「EVERRISEの研修」の話」。資料の公開はなく、会社の Wantedly に載った、2023年4月に新卒で入社した社員が自分の受けた研修を振り返るインタビュー。研修でいちばん苦戦したのはコードよりも説明文や設計の意図などを「文章を書くこと」で、Git の操作にもつまずいたと話す。研修担当やメンターの先輩とは毎日夕会で顔を合わせた。いちばん印象に残っているのは同期2人でアプリを作った追加研修で、お客様役の社長と要件を調整してシステムに落とし込むまでを経験した。新卒研修の輪読会は、役員と同期3〜4名のグループで本を読んで議論する形で、最初の1週間で本を3冊読んだ。期間・人数の記載はない
公開元を開くライティング・Git・その他 - 2025年度記事のみ2025-11-12 公開
「未経験から、確かな一歩を踏み出すために。EVERRISEの新卒研修とは?」。資料の公開はなく、会社の Wantedly に載った研修の紹介と、経歴に「2025年4月~ 2025年8月 25卒新卒研修担当」とある社員へのインタビュー。研修担当は「約4ヶ月間」のプログラムと話す(冒頭の紹介文は「約3〜4ヶ月」)。はじめにビジネスマナー・コミュニケーション・タスク管理・論理的思考などを学び、そのあと技術研修が中心になる。課題ごとに成果物を提出し、講師のレビューとフィードバックを受けて進める。研修で扱う内容を画像で載せる(プロジェクト管理ツール〈タスク管理・ドキュメントの書き方〉/Linux/Git/Webサイト〈HTML・CSS・HTTP〉/Java/JavaScript/DB〈SQL〉/Webアプリ〈集大成として Web アプリを制作〉/セキュリティ〈Web アプリの有名な脆弱性と対策〉)。Backlog の Wiki でのドキュメント作成、Slack の「分報チャンネル」、質問のテンプレート、研修担当や人事との定期的な 1on1、朝と夕方のミーティングのあとの雑談タイムを挙げる。人数の記載はない
公開元を開くWeb・インフラ・Git・データベース・セキュリティ・ライティング・心構え - 2022年度記事のみ2022-08-17 公開
「未経験から自走力の高いエンジニアに!EVERRISEのプログラミング研修を大公開」。資料の公開はなく、会社の Wantedly に載った研修の紹介と、22卒エンジニアの研修担当へのインタビュー。入社後約3か月の課題型研修で、座学ではなく、成果物のある課題をレビューと修正を繰り返しながら各自で進める。講師と3,4名のメンターがつき、経験者は発展課題や前倒しの卒業もできる。カリキュラムを画像で載せる(プロジェクト管理ツール/Linux/Git/Webサイト〈HTML・CSS・HTTP〉/Java/DB〈SQL〉/Webアプリ〈集大成としてブラウザ上で FizzBuzz ゲームができる Web アプリを制作〉)。Discord でいつでも質問でき、毎日メンター会がある。リモートのときは画面共有でコードを一緒に見てレビューする。研修担当は、課題を小さく分けて達成感を感じやすくしていると話す。人数の記載はない
公開元を開くインフラ・Git・Web・データベース・ライティング・その他 - 2019年度記事のみ2019-12-17 公開
初回。「「自走」するためのエンジニア研修って? メンターに聞いてみた。EVERRISEの新卒研修を大解剖」。資料の公開はなく、会社の Wantedly に載った研修の紹介と、19年度新卒研修でメンターを務めた2人へのインタビュー。入社後約3ヶ月間の研修で、特徴は「完全な課題型研修(座学なし)」、Web システム開発の技術を幅広く扱うカリキュラム、メンターのレビューとフォローの3つ。全員共通の課題を各自で解き、課題の提出とメンターのフィードバックを繰り返して、最終課題で理解度を確かめる(研修の流れは画像)。カリキュラムの例はエンジニアマインド・哲学/Linux・ネットワーク/Git/Java/MySQL/HTML・CSS/Web開発。19年度の最終課題として、Spring Boot で「調整くん」アプリを作る課題(イベントに候補日を複数設定し、参加者が候補日に○×△で回答できる、など)の仕様を画像で載せる。卒業判定をクリアすると現場に配属される。人数の記載はない
公開元を開く心構え・インフラ・Git・データベース・Web・その他
確認したときの注記
公式性は高い。Zenn の Publication「EVERRISE テックブログ」(zenn.dev/p/everrise_blog)は、会社の採用サイト(www.ever-rise.co.jp/recruit/)のトップページからリンクされ、最初の記事「EVERRISE テックブログを始めます」(2026-09-01)は開発本部長が「私たちはテックブログを始めます」と書く。会社の Wantedly(wantedly.com/companies/EVERRISE)の「創業20年のEVERRISEが、いまテックブログを始める理由」(2026-10-08)もこの Publication を紹介している。2026年度の記事は筆者が冒頭で「ポエム」「これが正解とは限らない」と断っているが、会社名義の Publication の記事なので公式扱いとした。Wantedly の記事はどれも会社のページ(株式会社EVERRISE、採用担当のアカウント)に載ったもの。なお everrise.co.jp は別の会社(日本京泉華株式会社)で、EVERRISE のドメインは ever-rise.co.jp。調べた範囲: Zenn の Publication の全9記事を API(/api/articles?publication_name=everrise_blog)で取り、研修を主題にした記事は 2026-10-27 の1本だけ(ほかは BigQuery・LLM・CloudSQL などの技術記事と、配属後の仕事の進め方「相手の立場に立って考えなさい、の意味が分かるまで」、有志活動の記事)。Wantedly はストーリーの一覧と「EVERRISE 研修 新卒エンジニア」での Web 検索で記事を拾い、研修を紹介する記事として上の4本を採った。新卒の座談会・インタビュー(199095「2019年度 新卒エンジニア座談会!」・381060・429016・425530・1042246)は研修の感想が中心のため項目にしなかった(199095 には「目標になっていた3ヶ月では終わらなかった」「渡部くんは2ヶ月で研修を卒業」とある)。採用サイトの「働く環境・制度」(日付なし)は、技術研修は「実際に手を動かしながら学ぶ実践型」で、ビジネスマナー・報連相・コンプライアンス・情報セキュリティも学び、内定者向けの学習サポートと「役員も参加する月1回の輪読会」があると書く。会社サイトは /wp-json/ が JSON を返さず(HTML の 200)、WordPress の REST API でのサイト内検索はできなかった。Speaker Deck の everrise は 404 で、研修の講義資料の公開は見つからなかった。カリキュラムと研修の流れ・最終課題の仕様は記事中の画像で確かめた。全 URL は curl で 200 を確認済み
出典
- https://zenn.dev/p/everrise_blog
- https://zenn.dev/everrise_blog/articles/mindset-for-new-grad-training
- https://zenn.dev/everrise_blog/articles/31c6f84c527663
- https://www.wantedly.com/companies/EVERRISE/post_articles/1040608
- https://www.wantedly.com/companies/EVERRISE/post_articles/1005672
- https://www.wantedly.com/companies/EVERRISE/post_articles/417846
- https://www.wantedly.com/companies/EVERRISE/post_articles/199351
- https://www.wantedly.com/companies/EVERRISE/post_articles/199095
- https://www.wantedly.com/companies/EVERRISE/post_articles/1097655
- https://www.ever-rise.co.jp/recruit/
- https://www.ever-rise.co.jp/recruit/environment/
この情報は EVERRISE の公開情報に基づいて編集部がまとめたものです。更新と訂正は掲載の申請から受けます。