BuySell Technologiesのエンジニア研修
公開されている資料と研修の内容を、一次情報から年度ごとに整理しました。公開元
最終更新 2026.10.10
研修の概要
- 対象
- 新卒
- 期間
- 不明(2026年度は研修が3つのミッションで構成され、そのうちプロダクト開発研修が5日間であることだけが記載され、研修全体の期間は書かれていない)。プロダクト開発研修の期間は、2023年度が2週間、2024年度が1か月、2025年度は記事内で「七日間」と「全体で5日間」の両方の記述がある。2024年度は入社1週目に全社研修があった
- 人数
- 不明(2026年度は3人1組のチームであることだけが記載され、人数は書かれていない)。新卒エンジニアは2025年度が7人、2024年度が8人、2023年度が11人で、いずれも2チームに分かれた
- 内製か外注か
- 内製(2023・2024年度の記事ではテクノロジー戦略本部の新卒研修と説明。2025・2026年度の記事は筆者の所属をテクノロジー統括本部と書くだけで、研修の主体の部署は書いていない。テーマは会社が与え、CTO・マネージャー・現場のエンジニアが発表へのフィードバックや相談役を務める)
- 講師体制
- 講義形式ではなく、社内のエンジニアが伴走する形。2026年度は2日目に現場エンジニアのサポートタイムがあり、メンターや先輩社員が相談に乗った。2025年度は毎日マネージャーとの夕会があり、中間発表でCTOがフィードバック。2024年度は最終発表でCTOがプロダクトの採用/不採用を判断。2023年度と2024年度は先輩エンジニアの助言と事業部へのヒアリングを受けながら進めると記載。外部講師の記載はない
- AIコーディングツール
- 使わせる。2026年度は研修全体のコンセプトが「『問い』から始めるAI型の課題解決エンジニアリング」で、最初のミッションが振り返り用のAIエージェントの開発。プロダクト開発研修でも方針が定まってからの開発をAIで進め、受講者は「実装自体はAIで高速化できるからこそ、その前段である現場理解こそが今回の開発のボトルネックだった」と振り返っている。2025年度は研修の目的の1つが「AIネイティブエンジニアとしてAI活用の暗黙知/形式知を稼ぐ」で、開発時のCursorの利用が必須、NotebookLMとDevinも使用可能。受講者はGemini Deep Research・bolt.new・Playwright MCPも使った。2024年度は研修のテーマ自体が「生成AIを用いて社内の困りごとを解決するサービスの開発」、2023年度は1チームのテーマが「ChatGPTを全社で安全に利用できるサービスの開発」で、生成AIをプロダクトに組み込む題材だった(開発の補助にAIを使ったかの記載はない)出典
- 利用条件
- 不明
- 公開を始めた年
- 2023年
年度ごとの公開資料
- 2026年度記事のみ2026-09-02 公開
「新卒研修で業務改善システムを現場に届けて学んだ、現場理解と改善サイクルの重要性」。資料の公開はなく、26卒エンジニア本人による受講記1本。26卒のエンジニア研修は「『問い』から始めるAI型の課題解決エンジニアリング」をコンセプトに、1stミッション「振り返りAgent開発」(自身が振り返りをするためのAIエージェントを開発)、2ndミッション「プロダクト開発研修」(チームで現場の課題を解決)、3rdミッション「BuySell未来サービス開発」(事業に沿った未来のサービスを考えて開発)の3つで構成。記事が詳しく扱うのは2ndミッションで、新卒3人1組のチームが担当の事業部を受け持ち、課題の特定から開発・運用・検証までを5日間で行う。1日目の夕方に経過報告会、2日目に現場エンジニアのサポートタイム、最終日に成果発表があり、それ以外の時間の使い方と解決の手段(Webアプリ・GAS・Slackワークフローなど)はチームに任される。筆者のチームはインサイドセールス部門の月末の勤怠チェックを、勤怠管理SaaSのAPIとGoogleスプレッドシート・GASで自動化した。先輩社員から「新たにシステムを開発しなくても解決できるのではないか」「前提から立ち返って考えてみては」と助言を受け、業務フローを目の前で見せてもらって要件を洗い出し直した経緯と、「実装自体はAIで高速化できるからこそ、その前段である現場理解こそが今回の開発のボトルネックだった」という振り返り。研修後も開発を続け、翌月にISの4グループへ広げ、導入から約4か月の記事の時点で4グループ全体で安定して使われている。1stと3rdミッションの中身、研修全体の期間、受講人数の記載はない
公開元を開くAI・Web・心構え - 2025年度記事のみ2025-09-03 公開
「バイセルの新卒エンジニア研修 〜AIネイティブエンジニアとしてのプロダクト開発〜」。資料の公開はなく、25卒エンジニア3名による紹介記事。新卒エンジニア7人が2チームに分かれる「プロダクト開発研修」で、テーマは「過去に提供していたリアルタイム査定買取サービス『CASH』のコンセプトを再解釈し、AIを活用したユーザーの深い課題に対してクリエイティブなアイデアを提供するサービスを開発する」。研修の目的は、プロダクトエンジニアとしてのものづくり、リーダーシップとチームワーク、「AIネイティブエンジニアとしてAI活用の暗黙知/形式知を稼ぐ」の3つ。毎日マネージャーとの夕会がある。Aチームはレトロゲームの買取とレンタルのサービス(Gemini APIでAI査定)、Bチームは楽器査定AIエージェント(Next.js・Anthropic SDK。MCPサーバーの接続を見込んでSDKを選び、MCPでToolを与えることは今後の展望としている)を作った。Bチームは3日目の中間発表でCTOのフィードバックを受けて企画を作り直している。期間はAチームの節が「七日間」、Bチームの節が「全体で5日間」と書いており、記事の中で揃っていない
公開元を開くAI・Web・心構え - 2024年度記事のみ2024-07-22 公開
「バイセルの新卒エンジニア研修 〜生成AIを用いて社内の困りごとを解決するサービスの開発〜」。資料の公開はなく、24卒エンジニア2名による紹介記事。テクノロジー戦略本部の新卒研修「プロダクト開発研修」の目的(ユーザーの課題を解決するまでのプロセス、リーダーシップとチームワークの重要性)と進め方(テーマが与えられ、アイデア出し・事業部へのヒアリング・要件定義・開発・ユーザーフィードバックの収集と改善)を説明。期間は1か月で、最終発表でCTOがプロダクトの採用/不採用を判断し、採用されたものは研修後も開発が続く。新卒エンジニア8人が2チームに分かれ、テーマは「生成AIを用いて社内の困りごとを解決するサービスの開発」。Aチームは訪問買取の音声をWhisperで文字起こしし、オンプレサーバーのローカルLLMで要約する振り返りツール、Bチームはテックブログの原稿をChatGPT(gpt-3.5-turbo)で校正するツールを作り、どちらもCTOの採用判断を得た。入社1週目に全社研修があったことにも触れている
公開元を開くAI・Web・心構え - 2023年度記事のみ2023-09-04 公開
「バイセルの新卒エンジニア研修〜ChatGPTを全社で安全に利用できるサービスの開発〜」。資料の公開はなく、23卒エンジニアによるBチームの紹介記事。新卒11人がA・Bの2チームに分かれる2週間の「プロダクト開発研修」で、Bチームのテーマは「ChatGPTを全社で安全に利用できるサービスの開発」。社内アンケートとヒアリングで未利用の理由を調べ、OpenAI APIを包む基盤「BuySell Buddy」(FastAPI・LangChain)とSlackアプリ「Slack Buddy」を作った。リリース後はピーク時に1日約100人が利用。研修の目的と進め方の説明はAチームの記事と同じ文面
公開元を開くAI・Web・心構え - 2023年度記事のみ2023-08-17 公開
「バイセルの新卒エンジニア研修〜現場ヒアリングを元にした契約書作成支援プロダクトの開発〜」。初回。資料の公開はなく、23卒エンジニアによるAチームの紹介記事。プロダクト開発研修を「業務の課題解決や全社を巻き込んだ新たなプロジェクトを立ち上げる」形の研修と説明し、目的(ユーザーの課題を解決するまでのプロセス、リーダーシップとチームワークの重要性)と進め方(テーマが与えられ、要件定義・開発・ユーザーフィードバックの収集・ロードマップ作成。先輩エンジニアの助言と事業部へのヒアリング・アンケート)、期間2週間のあとも開発が続くことを書く。Aチームは店舗買取の契約書の不備による差し戻しを減らすため、店舗に足を運んでヒアリングし、差し戻しデータを分析したうえで、店舗向けシステム「Store」の画面にアラートを出すブラウザ拡張機能を作った
公開元を開くWeb・心構え
確認したときの注記
公式性は高い。tech.buysell-technologies.com は「バイセル Tech Blog」で、このブログについてのページに「株式会社BuySell Technologiesのエンジニア達が知見・発見を共有する技術ブログです」と明記され、ウェブサイト欄は https://buysell-technologies.com/ 。サイドバーからコーポレートサイト・バイセル公式note・新卒採用・中途エンジニア採用につながる。会社のドメインのサブドメインで運営されている。研修資料そのものは公開されておらず、5本とも受講した新卒による研修内容の紹介記事。ブログのアーカイブ全262記事(2019-03-27 の最古の記事まで、9ページ)を一覧で取得し、タイトルに「研修」「新卒」「新人」「卒」「入社」「オンボーディング」「メンター」「インターン」「育成」「教育」を含むものを本文まで確認した。ブログ内検索(/search?q=研修)でも同じ記事が出る。新卒エンジニア研修の記事は本ファイルの5本で、2022年度以前の研修の記事は見つからなかった。対象外とした記事: 「【React/Go/REST】新卒・インターン生向けカリキュラムで開発するアプリのサンプルを作る際の技術選定」(2024-12-15、アドベントカレンダー)は新卒と内定者インターン生向けのWebアプリ開発カリキュラムの技術選定の記事だが、記事中で利用者として挙がるのは25年度新卒の内定者インターン生で、入社後の研修の内容には触れていないため載せていない。「26卒エンジニアが生成AIを活用して内定者インターンに取り組んだ話」(2026-02-17)などの内定者インターン、「技術力だけではなかった——25卒エンジニアが全社準MVPを獲得できた3つの理由」(2026-03-03)などの配属後の記事も対象外。Speaker Deck に会社名義のアカウントは見つからず(buysell・buysell_tech・buysell-technologies・buyselltech・bst_tech・bsttech で404)。バイセル公式note(note.com/buysell、全51記事)にもエンジニア研修の記事はない。ライセンスの記載はない
出典
- https://tech.buysell-technologies.com/
- https://tech.buysell-technologies.com/about
- https://tech.buysell-technologies.com/archive
- https://tech.buysell-technologies.com/search?q=%E7%A0%94%E4%BF%AE
- https://tech.buysell-technologies.com/entry/2026/09/02/120000
- https://tech.buysell-technologies.com/entry/2025/09/03/120000
- https://tech.buysell-technologies.com/entry/2024/07/22/142625
- https://tech.buysell-technologies.com/entry/2023/09/04/192733
- https://tech.buysell-technologies.com/entry/2023/08/17/132155
- https://tech.buysell-technologies.com/entry/adventcalendar2024-12-15
- https://tech.buysell-technologies.com/entry/2026/02/17/120000
- https://buysell-technologies.com/
- https://note.com/buysell/
この情報は BuySell Technologies の公開情報に基づいて編集部がまとめたものです。更新と訂正は掲載の申請から受けます。