IIJのエンジニア研修
公開されている資料と研修の内容を、一次情報から年度ごとに整理しました。公開元
最終更新 2026.10.10
研修の概要
- 対象
- 新人(技術系の新入社員が中心。2026年度の記事は「技術系の新人や改めて興味があって学びたい人」、2025年度の記事は「新卒、中途問わず」と書く。人事部主催の通常の技術研修とは別に、有志が開く横断的なハンズオン研修)
- 期間
- 2026年度は6月29日のイントロダクションから9月4日まで(ハンズオンの本体は7月下旬から9月初め)。記事には「毎年7月から8月にかけて」とある。各講義はOverviewが概ね1時間、ハンズオンが1〜2時間
- 人数
- 2026年度は70〜80名ほど(技術系の新人や改めて学びたい人)。2024年度は50〜70人ほど。IIJには毎年技術者だけで50人以上の新卒が入る(2019年度の記事)
- 内製か外注か
- 内製。社員の有志が講師とTAを務める(2026年度は講師22名・TA20名)。人事部主催の技術研修とは別枠
- 講師体制
- 社員の有志。現場でその技術を使っているエンジニアが講師を務め、資料も担当者が作る(2019年度の記事)。2026年度は講師22名・TA20名。外部講師の記載はない
- AIコーディングツール
- 一部の講義で使わせる。2025年度から、31講義のうち「LLMでWebアプリケーションを作ろう」の1講義でVibe Codingを扱い、LLMとの対話でティザーサイトからブロック崩しゲームまでを作る。2025年度は社内のローカルLLM環境で gpt-oss-120b を使った。2026年度に使ったLLMと、ほかの講義での生成AIの扱いの記載はない出典
- 利用条件
- CC BY-SA 4.0(リポジトリの LICENSE.md・README とサイトのフッターに明記。社内限定の講義は対象外)
- 公開を始めた年
- 2019年
年度ごとの公開資料
- 2026年度22件リポジトリ2026-09-28 公開
「IIJ Bootcamp 2026 – AI時代にハンズオン研修で学んでほしいこと」。8年目。9カテゴリ31講義を6月29日のイントロダクションから9月4日までオンラインで実施し、講師22名・TA20名、受講者は70〜80名ほど。Lokiを追加しFastAPIが復活、JavaとRedisを削除。2019〜2026年度の講義の増減を表で掲載。サイトでは22講義の資料を公開(イントロ・事前準備・Splunk・HTTP Overview・DNS・認証・セキュリティハンズオンは社内限定)。イントロダクションでは「AI時代にIIJ Bootcampで学んでほしいこと」として、AI時代の仕事を「意思決定と実装」と話したと記載
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web・テスト・AI・セキュリティ - 2025年度22件リポジトリ2025-12-10 公開
「IIJ Bootcamp 2025開催報告 – トレンドを追い続けるハンズオン研修」。OpenTelemetryハンズオンと「LLMでWebアプリケーションを作ろう」を追加し、セキュリティハンズオン(OWASP Juice Shop が題材。資料は非公開)が数年ぶりに復活。LLMの講義は社内のローカルLLM環境で gpt-oss-120b を使用。受講者の推奨環境をWSL2から社内KubernetesのKubeVirtのVMに変更。サイトでは22講義の資料を公開。人数の記載はない
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web・テスト・AI・セキュリティ - 2024年度22件リポジトリ2024-12-09 公開
「IIJ Bootcamp 2024開催報告 – 6年目の開催報告」。9カテゴリ30講義。SSL/TLSハンズオンとDNSハンズオン(bind9でDNSサーバを立てる。資料は社内限定)を追加。参加者は50〜70人ほどで、事前準備として各自のPCにDocker環境を作るところから行う。記事のカリキュラムのうち22講義の資料をサイトで公開
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web・テスト・セキュリティ - 2023年度22件リポジトリ・動画2023-12-12 公開
「IIJ Bootcamp 2023開催報告 – ハンズオン研修を5年間続けて見えてきたもの」。CI/CDをdrone.ioからGitHub Actionsに一本化、MySQLの講義をPostgreSQL(「リレーショナルDBを触ってみる」)に、フロントエンドは素のJavaScriptとDOM操作に重点。ハンズオンのコツ(講師が話す時間より受講者が手を動かす時間を長く、手を動かしてから解説)と、WSL2の環境づくりの苦労を書く。Kubernetes・Prometheus・監視Overview・データベースOverview・Go・Webサーバの6本を動画でも公開。サイトでは22講義の資料を公開。人数の記載はない
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web・テスト・セキュリティ - 2022年度25件リポジトリ・スライド・動画2022-11-29 公開
「2022年度ハンズオン研修資料を公開しました」。4年目。座学(Overview)7講義・ハンズオン21講義。並行処理ハンズオンとテストプログラミングハンズオン、Splunkハンズオン(社外非公開)を追加し、Angularを外してVueをSvelteに変更。資料の大半をCC BY-SAで公開。サイトの22講義に加え、HTTP・DevOps・監視のOverviewをSlideShareでスライド公開し、Overview6本の講義動画をYouTubeで公開。人数の記載はない
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web・テスト・セキュリティ - 2021年度21件リポジトリ2021-12-07 公開
「[IIJ Bootcamp] ハンズオン研修2021 開催報告」。3年目、前年に続き完全リモート。Overview(座学)の拡充、DevOps Overview・Prometheus・認証ハンズオンの追加、ApacheとNginxを1講義に統合、DjangoをFastAPIに変更、node.jsを削除。サイトでは21講義の資料を公開(イントロ・DevOps Overview・HTTP・脆弱性解消・認証は未公開)。人数の記載はない
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web・セキュリティ - 2020年度20件リポジトリ2020-12-07 公開
「[IIJ Bootcamp] ハンズオン研修2020 with リモート」。コロナ禍で初の完全リモート開催(Microsoft Teams)。セキュリティのカテゴリを追加し、各ハンズオンの環境をDockerに統一して事前準備でDocker環境の構築まで全員をフォロー。TA待機チャンネルと、受講者の進み具合を可視化するツール「VisualBootcamp」を作った。サイトでは20講義の資料を公開(Django・Kubernetes・脆弱性解消は未公開)。人数の記載はない
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web・セキュリティ - 2019年度21件リポジトリ2019-12-10 公開
「[IIJ] 2019年度ハンズオン研修の取り組み [Bootcamp!]」。初回。社内の有志が始めたWebアプリケーション開発者向けハンズオン研修で、フロントエンド・サーバアプリ・Webサーバ構築・データベース・Docker・開発の6カテゴリ。技術研修が配属先のOJT中心で部署ごとにばらばらだった課題から始めたと書く。資料の大部分をGitHub Pagesで公開(2020年1月時点のサイトで21講義。Let's Encrypt・Kubernetes・droneは未公開)。人数の記載はない
公開元を開くGit・インフラ・データベース・Web
確認したときの注記
公式性: github.com/iij は GitHub の認証済み組織(Internet Initiative Japan Inc.、ブログ欄は www.iij.ad.jp)で、サイトのフッターは『Copyright (c) 2026, Internet Initiative Japan Inc.』。年度ごとの記事は公式の IIJ Engineers Blog(eng-blog.iij.ad.jp)、2022年度のスライドは IIJ 広報の SlideShare(IIJ_PR)、動画は IIJ Techチャンネル(YouTube)。IIJ Bootcamp は人事部主催の技術研修とは別に社員の有志が開くハンズオン研修だが、README は『主に新人向けのハンズオン勉強会』、2024年度の記事は『New Commerを対象としたビギナー向け研修』と書き、受講者の中心は技術系の新入社員なので掲載した。count はリポジトリの各年度のカリキュラム表(src/README.md)で資料にリンクがある講義の数。Git+GitHub と Docker+docker-compose はそれぞれ1講義、監視Overview と Prometheus は同じ資料なので1本、『過去講座』として残っている Angular・Vue は数えない。2019・2020年度はタグがないため2020-01-21と2021-03-01時点の表、2021〜2023・2025年度は同名のタグ、2026年度は2026-08-31時点の表で数えた。タグ『2024』は2025-11-17のコミットを指しており2025年度の講義(OpenTelemetry)が載っているため、2024年度は記事のカリキュラムとサイトの資料を突き合わせて数えた。2021年度の表は『Reactを触ってみよう』のリンク先が Vue のページになっている(React の資料はリポジトリにある)。『LLMでWebアプリケーションを作ろう』の資料がリポジトリに入ったのは2025-11-17。調べた範囲: eng-blog のタグ一覧(IIJ Bootcamp・社内研修・新入社員・新人・資料公開)を全件確認。ブログの検索(?s=)は一覧を返さず使えなかった。人事部主催の新人研修(2019年度の新人の記事によると Cisco のネットワーク機器で5日間かけてシステムを構築するメニューなど)の資料公開は見つからない。Speaker Deck に IIJ の公式アカウント(iij・iijpr)はない。報道は ITmedia NEWS(2026-09-29)。全URLはcurlで生存確認済み
出典
- https://iij.github.io/bootcamp/
- https://github.com/iij/bootcamp
- https://iij.github.io/bootcamp/frontend/vibecoding/
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/37642
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/33277
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/28964
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/22297
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/15297
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/11853
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/7797
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/4518
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/5172
- https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/tag/iij-bootcamp
- https://www.slideshare.net/IIJ_PR/http-254090613
- https://www.slideshare.net/IIJ_PR/devops-overview-254090528
- https://www.slideshare.net/IIJ_PR/overview-254126429
- https://www.youtube.com/playlist?list=PLTKODctBx8g8JgiuY6DZiryJZTwPEdk4K
- https://www.itmedia.co.jp/news/article/2609/29/2000001854/
この情報は IIJ の公開情報に基づいて編集部がまとめたものです。更新と訂正は掲載の申請から受けます。